2017.6.2に訪問した碓氷峠鉄道文化むらでの19両目の紹介になります。前回とりあげたEF60記事中で、それまでの先輪・デッキ付きの機関車から大きな変化があったことを書きましたが、そのそれまでの先輪・デッキ付きの機関車の1つとしてEF53が挙げられます。車体前面にドアがあり、機関士はデッキの階段を上ってそこから入る構造になっています。箱型電気の側面のドアよりはずっと入りやすかっただろうと思います。EF53は後継に道を譲った後EF59に改造され、瀬野八の勾配区間での後押し用の機関車として活躍しました。EF532はEF5911を復元展示したものです。EF53は高崎にも在籍していた機関車で、廃車になったEF59を保管していました。JR化後の茶色い機関車のイベントで復元され展示されました。碓氷峠鉄道文化むらEF532